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印鑑とは
印鑑とは
印鑑は、木、竹、石、角、象牙、金属、合成樹脂などを素材とした、その一面に文字やシンボルを彫刻したものです。
個人・官職・団体のしるしとして公私の文書に押して特有の痕跡を残すことにより、その責任や権威を証明するものなのです。
印鑑の概要
印鑑の材質は、木、水晶、金属のほか、動物の角、牙が多く用いられています。また、近年は合成樹脂も用いられています。 そして、これらの素材を印材と呼びます。印材の特定の面に、希望する印影の対称となる彫刻を施し、その面に朱肉、 印泥またはインクを付け、対象物に押し付けることで、特有の痕跡を示すのです。この痕跡を印影と呼んでいます。 一般に、印影(印面)には文字(印字)が使用され、漢字を用いる場合の書体には篆書体、楷書体、 隷書体が使われています。また、印字は、偽造を難しくしたり、偽造防止のため、既存の書体によらない自作の印を使う人もいます。
印鑑の歴史
一番原始的な印鑑は、紀元前7000~6000年頃の中東の遺跡から発掘されたものです。その後、紀元前5000年頃に古代メソポタミアで 使われるようになったとされています。最初は粘土板や封泥の上に押すスタンプ型の印鑑が用いられていました。しかし、後に粘土板 の上で転がす円筒形の印鑑が登場し、認証の道具の一つとして使われていました。 そして、紀元前3000年頃の古代エジプトでは、ヒエログリフが刻印された印鑑が用いられました。以降、認証、封印、所有権の証明、 権力の象徴などの目的で広く用いられてきました。